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酸性・アルカリ性にするだけではダメ。2分でわかるpHの産み分けの注意点

赤ちゃん産み分けの酸アルカリ法をご存知でしょうか。この方法は酸性濃度(pH)を利用した産み分け方法で、セックスの濃淡が産み分けの鍵となってきます。

ですが、実は膣内の環境を酸性やアルカリ性にするだけでは不十分だと言われているのです。それはなぜ?ここではその理由を説明するために、酸アルカリ法や酸性濃度を利用したほかの産み分け方法についてお話します。

そして何があれば十分に産み分けができるのかについても簡潔にまとめています。自然妊娠で産み分けを行う前にぜひご一読ください。

性別決定のメカニズムと酸性・アルカリ性を利用する産み分け方法

赤ちゃんの性別が決まるメカニズムと自然妊娠での産み分け

まずは赤ちゃんの性別が決まるメカニズムと自然妊娠での産み分けについてまとめました。
・赤ちゃんの性別が決まるのは、受精卵になった瞬間。
・性別を決める遺伝子を持っているのは精子で、女の子になるものはX精子、男の子になるものはY精子と呼ばれている。
・目的の性別の精子だけをいかに子宮にたどり着かせて受精させるかが自然妊娠での産み分けのポイント。
そのため、自然妊娠での産み分けには精子の特徴を利用する方法がとられるようになりました。その一つが酸アルカリ法です。

酸アルカリ法が利用している精子の特徴

酸アルカリ法では酸性濃度を利用して産み分けを行います。それには、科学的な研究の結果、わかった精子の特徴を利用することになります。

それは、

・X精子は酸性の環境下に強く、アルカリ性の環境下では弱まってしまう。

・Y精子はアルカリ性の環境下に強く、酸性の環境下では弱まってしまう。
という特徴です。

ここで「強い」「弱い」というのは、精子が耐えやすく元気に長生きできる環境かということを指しています。
例え長生きしたとしても受精できる状態でなければ意味がありません。精子は苦手な環境下に置かれると徐々に弱って死んでしまうことになります。

ですから、
酸アルカリ法では、精子が子宮に至る前の膣を上記のような酸性濃度の状態にすることで産み分けを行っていきます。

どうやって産み分ける?

それでは、どうやって酸性濃度を変えるのでしょうか。それには冒頭でお伝えしたようにセックスの濃淡が重要になります。それには女性の膣の酸性濃度が自然にコロコロと変わることが関係しています。

・膣は普段は大腸菌や細菌の侵入を防ぐために弱酸性になっている。
・弱アルカリ性の膣分泌液が大量に出たときには中和されて中性~弱アルカリ性になる。
・膣分泌液が大量に出るのは「性的な興奮によってオーガニズムを感じたとき」。

ですから、膣内の酸性濃度を変えるためにはセックスの濃淡が重要になるのです。それぞれの性別に分けると、

女の子が欲しいとき(X精子を受精させたいとき)…酸性が望ましいため、淡白なセックスを行う。
男の子が欲しいとき(Y精子を受精させたいとき)…アルカリ性が望ましいため、濃厚なセックスを行う。

ということになります。

酸アルカリ法は確実性に問題も

酸アルカリ法を行う場合のセックスですが、人によって分泌量が異なることから、セックスをどれくらい濃密にしたらよいのかは人それぞれとなってしまうのです。「どれくらい濡れたら大丈夫」だという指標もありませんので、その中での産み分けは不安を伴うこともあるようです。
淡白にする場合は、男性に1人で高めてもらい、射精前にはじめて挿入するという方法をとる方もいて、濃密にするのと比べると簡単な印象があります。

セックスの濃淡以外に酸性やアルカリ性を利用した産み分け方法は?

また、セックスを利用した酸アルカリ法以外にも、膣内を酸性やアルカリ性の状態にできるとされている産み分け方法はあります。それは下記のような方法です。

バイオリズム法

産み分けゼリーを使った方法

バイオリズム法は、生まれもっての周期的なコンディションの変化によって膣分泌液が多く出やすい日なのか少なくなりやすい日なのかということを見極める方法です。

また、より正確に行うために産み分けゼリーという産み分け用品をつかう産み分け方法もあります。
産み分けゼリーは膣に直接注入するかたちで使用するため、確実に膣内の環境を精子に合ったかたちに変えることができます。

どうして膣内のpHを変えるだけじゃダメなの?

ここまで、酸性やアルカリ性を利用して産み分けをする方法についてお話しました。しかし、実際には膣内の酸性濃度を変えるだけでは不十分だということが指摘されています。それは次のような理由があるためです。

・精子は熱にも弱いから。
・排卵日には膣内がアルカリ性になるから。
・卵子と精子が出会う可能性が0ではないから。
これらのポイントについて簡単にお話します。

精子は熱にも弱いから

精子は、酸性濃度の違いだけではなく、熱にも弱いと言われています。
精子は射精前の精巣にいる段階でも熱による影響を受けることになります(ここでの「弱い」は精子が死ぬわけではなく運動量が落ちるという意味で使っています)。精子が動かない状態では、いくら酸性濃度を整えたところで子宮にたどりつ着くのは困難です。

熱に特に弱いとされているのはY精子ですので、男の子の産み分けでは特に男性はセックスの前の段階でも精巣に熱を加えないように気をつけなければならないのです。

排卵日には膣内がアルカリ性になるから

実は、弱アルカリ性の膣分泌液は排卵に伴うことでも分泌されます。そのため、排卵日にはアルカリ性に傾くことになるのです。

そうすると、女の子を産み分けたいときにいくら淡白なセックスをしたとしても、もともとの膣内環境自体が弱アルカリ性に変化しているため、弱酸性の環境を作り出せないのです。

そのため、女の子を産みたくてもY精子優位の環境下になってしまい、失敗に繋がることになります。膣分泌液の多少に頼ったセックスの濃淡を変えるだけの産み分けやバイオリズムに則った産み分けでは不十分だと言えるのです。

卵子と精子が出会う可能性が0ではない!

実は、精子と卵子が出会う可能性は、膣を完璧に酸性やアルカリ性の状態にしていても0ではありません。
と言いますのも、精子は精液によって包まれていますので、外側の精子は周りの環境の影響を受けますが、内側の精子は精液に守られた状態で子宮を目指すことになるのです。そのため、膣内の酸性濃度を調節しても卵子と精子が出会う可能性は低くはなるものの0ではないのです。

どうすれば十分に産み分けができるの?

それなら、どうすれば産み分けが十分にできるのか、対策をまとめました。

精子は熱にも弱い

対策:男の子が欲しいときには涼しい下着を身につけ、長風呂やサウナ、こたつなどの暖房器具に気をつける。

説明:X精子は精巣内にいる間に伝わる熱では余程でない限り弱らないと言われていますので、熱を与えるか与えないかでも産み分けに一定の効果が期待できます。

排卵日には膣内がアルカリ性になる

対策1:女の子が欲しいときには、排卵日予測を正確に行い排卵日からずらすかたちで淡白なセックスをする

説明:排卵日当日以外には膣内環境が弱酸性の状態になっています。

対策2:産み分けゼリーを使う

説明:産み分けゼリーを使うと思いのままの酸性濃度(pH)に変えられますので、排卵日でも一定の効果が期待できます。

卵子と精子が出会う可能性が0ではない

対策:精子の寿命を利用し、セックスのタイミングを図る。

説明:精子の寿命はY精子で24時間、X精子で2~3日程度となっています。そのため、排卵日の2~3日前にセックスをするとX精子しか受精可能な精子がいなくなるので女の子の産み分けが可能になります。

まとめ

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酸性やアルカリ性を利用した産み分け方法は、確かに赤ちゃんの性別が決まるメカニズムに基づいた方法ですが、精子には酸性濃度(pH)以外にも特徴があったり、膣では周期的に変化していたりするため、それだけで産み分けをしようと思うと成功する確率は下がってしまうと言えます。

また、精子は熱にも弱いため、射精する前の段階でも気をつけなければなりません。男性は熱に注意すること女性は排卵日予測や産み分けゼリーを使うなどで成功確率を上げられます。

酸性・アルカリ性を利用した産み分けを行う前にしっかりと準備をしておきましょう。
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